鼻甲介形成術および鼻中隔矯正術とは

 

鼻甲介形成術および鼻中隔矯正術は、主に鼻づまりと副鼻腔の排液を改善するために行なわれます。

鼻中隔とは、鼻孔を右と左にわける骨性軟骨の壁のことです。鼻の高さをささえ、空気の流れを整えます。正常な鼻中隔でも少しだけ曲がっていますが、外傷などの要因のために強く曲がってしまうこともあります。鼻中隔が強く曲がると、鼻呼吸が難しくなり、適切な排液が妨げられます。この場合、副鼻腔炎にかかる可能性が高くなります。

彎曲した鼻中隔が、鼻甲介の肥厚につながることがよくあります。そうなると、呼吸が困難となり、正常な副鼻腔の排液が妨げられる可能性があります。

拡大 - 彎曲した鼻中隔が、鼻甲介の肥厚につながることがよくあります。そうなると、呼吸が困難となり、正常な副鼻腔の排液が妨げられる可能性があります。

鼻甲介は、鼻の中にある骨性の構造物で粘膜におおわれています。鼻甲介を覆う粘膜は、吸い込まれた空気が肺に入る前にフィルターとして働き、空気に湿り気を与えて鼻の中を湿った状態に保つため、とても重要なものです。

鼻中隔が曲がっていると、鼻の中の片側が広くなります。広くなった側の鼻甲介は肥厚することでこれに適応し、鼻づまりが悪化します。これが、鼻甲介形成術または鼻中隔矯正術がよく行なわれる理由です。

鼻中隔矯正術では、空気が鼻の両側を流れるようにするため、鼻中隔をまっすぐにします。鼻甲介形成術の目的は、鼻づまりと副鼻腔の排液を改善することです。必要なだけ鼻甲介を小さくすると同時に、正常な鼻甲介の機能に必要な組織を保存します。

鼻中隔をまっすぐにして鼻甲介を小さくするために、病変部の切除にはマイクロデブリッダーという特別な機器を使用します。マイクロデブリッダーとは鼻内組織の切除と吸引を同時に行う手術機器です。この機器により組織を取り除きすぎるなどの合併症を引き起こすリスクを低減します。

本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。

Last updated: 22 Sep 2010

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