「10年ぶりに家族旅行を実現」

-吉田さん

吉田さん

 

パーキンソン病と20年近く闘っています。幼いときからバイオリンを演奏し、テニスとスキーを続けて来た生活が、病気のために徐々に変化しました。最初はバイオリンの演奏時に弦を押さえる指がうまく動かなくなりました。左腕の動きがうまくいかないことに気づいたのです。そのうちにスキーをしている時に斜面でバランスを崩して転倒したり、降りてこられなくなりました。

薬を服用しても長い間に効き目が限定されてきて、だんだん動きがとれにくくなってきたのは一番の悩みでした。症状が重かった数年前は、不随意運動が出てきて、車の助手席に座っていても体が勝手に動き、ガラスに勢いよく手がぶつかったりして、けがをしそうになることもありました。

頭の中にリード線を入れるという脳深部刺激療法は、初めて聞いた時は正直にいうとこわかったです。しかし「手術したら症状がかなり改善されて再び歩くことができた」という患者さんを取材して報道したメディアを見たりして、自分から手術を受けたいと思うようになりました。

手術後、自分の意志で普通に動き、歩くことができるという日常生活のありがたさが身にしみています。「人生が変わったな」と思えるようになったんです。出席できないのではないかと考えていた長男の結婚式にも行けたのは、何よりうれしかった。10年ぶりの家族旅行も実現することができました。

最近、バイオリンの練習を再開したんです。うれしいことに、指はまだ楽器に対する動きを覚えているんですよ。

注:治療法はどなたにでも有効というわけではありません。詳しくは主治医とご相談ください。

Last updated: 22 Sep 2010

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