脳深部刺激療法(DBS)は誰にでも適応する治療法ではありません。脳深部刺激療法(DBS)の治療経験がある医師が患者さんに適応であるかどうかを判断します。一般的に、脳深部刺激療法(DBS)は、パーキンソン病と診断されて間もない患者さまやパーキンソン病の薬で症状がうまくコントロールされている患者さんには不向きです。
次の症状に悩まされている場合は、脳深部刺激療法(DBS)が適応となる可能性があります。
手術の最初の段階には不快なことがあるかもしれません。不快感をできるだけ少なくするため、医師が患者さんの頭皮に麻酔を行う場合があります。
脳深部刺激療法(DBS)の植込み装置を2回に分けて植込む場合は、延長用電極(エクステンション)と刺激発生器(パルス発生器)を留置する2回目の植込みの間は全身麻酔を行う場合があります。
入院期間は医療施設によってまちまちですが、通常、手術後は1~2週間入院する必要があります。
ほとんどの人は刺激感をまったく感じません。ただし、刺激発生器(パルス発生器)が初めてオンになった際にチクチクとした感覚を短時間感じる方もいます。
さらに強い刺激の場合は、衝撃感またはショック感を感じることがあります。こういった不快感を感じた場合、医師に、刺激を適切なレベルに調節するようご依頼ください。
刺激調節は医師用プログラマーと呼ばれる機械を使って行われます。体外から無線で行われるため痛みはありません。
脳深部刺激療法(DBS)の植込み装置は音がしますか?
音はしません。
検査(MRI、超音波、マンモグラフィー、電気焼灼、心臓除細動など)を受ける前に医師に必ずご相談ください。いかなる状況でも、ジアテルミー は決しておこなわないでください。
手術費用は健康保険が適用されますか?
はい。脳深部刺激療法(DBS)は、保険が適用されています。高額医療の対象であるため、高額療養費制度の申請をすることで、医療機関で支払った医療費のうち自己負担限度額を超える金額は後ほど払い戻されます。
脳深部刺激療法(DBS)の植込み機器装置は外から見えますか?
患者さんの体型にもよりますが、植込み装置は皮下の小さな突起のような形で気づかれることがあります。服の上からはふつう分かりません。頭部の皮下にも突起があるように感じられることがありますが、ふつうは髪の毛で覆われるので気づかれません。
本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。