脳深部刺激療法(DBS)の効果とリスク

脳深部刺激療法(DBS)の治療効果

脳深部刺激療法(DBS)では、電気刺激を行うことによって、正しくない情報の伝達を遮断し、症状を軽減するものです。

  • 脳深部刺激療法(DBS)の長所
  • 脳を電気刺激することで、お薬で効果がえられないふるえを軽減することができます。
  • 患者さん一人一人の病状に合わせて電気刺激の強さを調整することができます。手術中に試験刺激を行うことで、どのくらい効果があるか、または副作用がないかを試してみることができます。刺激による効果がない場合や、我慢できないような副作用がある場合は治療をやめることができます。
  • 脳の一部を熱で凝固する他の外科的治療と比較して、脳の細胞に回復不能なダメージを与えないため、治療をやめて、将来的に別の治療に切り替えることも可能です。
  • 脳深部刺激療法(DBS)をうけた患者さんの数

世界中ですでに55,000人以上の患者さんが脳深部刺激療法(DBS)を受けておられます。日本でも、2000年4月に社会保険が適用されてから、すでに3,000人以上の患者さんがこの治療を受けておられます。 (※2009年1月現在)

脳深部刺激療法(DBS)のリスク

脳深部刺激療法(DBS)の植込み手術のリスクは、その他の手術のリスクとほぼ同じで、下記に示すような合併症が考えられます:

  • 脳内での出血
  • 植込み材料に対するアレルギー
  • 脳付近での脳脊髄液の漏れ
  • 手術部位での痛み
  • てんかん発作 
  • 感染症

これらが発生する確率は非常に少ないですが、発生した場合は重篤になることもあります。また、手術後にその他の不快な症状が現れることがあります。これらが発生した場合は、担当の先生方により適切な処置が施されます。この他のリスクについても、担当の先生方によくお聞きください。

脳深部刺激療法(DBS)の副作用

これまでの海外での使用実績から、脳に刺激を与えることで発生した副作用のほとんどは軽いもので、パルス発生器のスイッチを切る(刺激をとめる)と消失し、これらは先生が刺激条件を調節することにより副作用を消失させたり、軽減することができました。

これまでの米国での植込み実績から考えて、以下のような副作用が発生する可能性があります。

  • うずくような感覚(知覚異常)
  • めまい
  • 一時的な症状の悪化
  • 不随意運動などの運動障害
  • 話をしにくくなる(言葉の障害)
  • 顔や手足の筋肉の強張りやしびれ
  • 視覚の障害 
  • 軽いショックを受けるような感じ

本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。

Last updated: 22 Sep 2010

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