「日常生活が戻りました」

-福田さん

 

Hydrocephalus_Fukuda

2年前の冬、くも膜下出血になりました。激しい頭痛でした。風邪かなと考えて訪れたクリニックで突然倒れたんです。意識を取り戻した後、眼底出血で目がほとんど見えない状態でした。同時に脳内に水がたまる水頭症になりました。

症状は認知症のような状態です。トイレがどこだったか思い出せなかったり、朝食をとったことを忘れたり。小学校2年生の息子が解いている2ケタの計算ができなかったり。最初はこうしたことを目が見えないせいだと思っていました。くも膜下出血を起こして以来、手術の連続で、目の手術を終えた時点でもう手術はこりごりだと思ったのですが、検査で水がたまったために脳が圧迫されて、手術の必要を医師からいわれました。

もちろん最後まで抵抗しました。自分の体の中にバルブや管を埋め込むなんて不安ですよ。私の場合、健康な生活から一気に体がいうことをきかない状態になったので、心の準備もできていなかったのだと思います。植込みは本当に必要なのか、いったいいつまで続くのか、など疑問は次から次にわいてきました。家内にも「入れた後痛いならやりたくない」などといいました。家内はインターネットで調べて「手術後に回復して駅伝に出た人もいるらしいよ」と助言してくれたのはありがたかったです。

手術を決意したのは、このままでは仕事に復帰できないと医師にいわれたことでしょうか。手術後、帰宅してから息子の算数の問題を解いたりして、症状が改善したことを自覚しました。仕事にも復帰することができ、平凡かもしれませんが日常生活を取り戻すことができた喜びでいっぱいです。

注:治療法はどなたにでも有効というわけではありません。詳しくは主治医とご相談ください。

Last updated: 19 Apr 2016

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