Q&A

監修:弘前大学医学部附属病院 教授 奥村謙先生

植込み型心臓再同期療法(CRT)による治療を検討されている患者さんから寄せられる質問にお答えします。

心臓再同期療法(CRT)の手術とはどのようなものですか?

植え込み手術は、通常、局所麻酔で行われ、開胸手術は行いません。心臓内に留置したリードが安定するまでの期間や術後の状態により、退院までの日数には個人差があります。詳細については、医師にご相談ください。

植込み型機器によって外見は変わりますか?

患者さんの中には、機器を植え込んだ場所が外から見てわかってしまうほど膨らんでしまうのではないかと心配される方もおられます。実際、機器は胸部鎖骨の皮膚の下に植え込むのが一般的であるため、患者さんの体型によっては、植え込んだ部分の皮膚が膨らんでみえることがあります。体格のいい方では外から分からないくらいになることもあります。

生活習慣を変える必要はありますか?

治療を受けた患者さんの多くが、手術前よりも活動的な生活を送ることができるようになっています。その一方で、控えなければいけない運動や日常生活についての注意があります。詳細については、医師にご相談ください。

意識を失うリスクがある患者さんは、ご自身や周囲の人が危険にさらされるような活動には参加を控えるなどの工夫が必要です。ただし、ほとんどの患者さんは、手術から完全に回復すると通常の生活に戻ります。

除細動機能を有する機器では電気ショックが治療に使われるそうですが、実際にはどうなりますか?

電気ショックは心室細動(心停止)が発生した場合に自動的に出て救命します。突然ドーンと胸を打たれた、クラクラした、気分が悪くなった、ぼんやりしたなどの声が聞かれます。しかし、このショックで危険な不整脈が止まったことが大切です。電気ショックを受けたら何をすべきかを事前に医師と話し合い、計画を立てておく必要があります。

本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。

Last updated: 22 Sep 2010

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