中耳炎の治療

慢性の中耳炎に関しては、お子さんの耳、鼻、のどの物理的構造が問題となる場合があります。この場合、医師は次の2つの実績のある処置のどちらかを勧めるかもしれません。鼓膜チューブ(ベンチレーションチューブ)の挿入、アデノイド(のどの上部で鼻の後にある組織の塊)の除去、という方法です。

お子さんの状態に応じて、医師は内科的または外科的治療を勧めます。中耳炎は、小児難聴の最大の原因であり、学習と発語の発達を妨げる可能性があります。この種の難聴は永続することがあります。

内科的治療

中耳炎の原因が細菌であれば、医師は抗生物質(抗菌薬)を処方することがあります。中耳炎がウイルスによる場合は、抗生物質は効きません。必要でないときに抗生物質を使うことは有害であり、治療に耐性を持つ細菌を生み出します。

医師の判断のもと鎮痛薬を処方することもあります。

外科的治療

中耳炎を繰り返す場合や感染が長引く場合は、医師から手術を勧められることがあります。

外科的治療には、滲出液を排出するために鼓膜に鼓膜チューブ(ベンチレーションチューブ)を挿入する方法、細菌の温床となり喉への自然な排液をさえぎる、腫脹や炎症を起こしたアデノイドの切除(アデノイド切除術)があります。アデノイド切除術は鼓膜チューブ挿入術だけでは回復しない、あるいは回復しないと予測される場合等に行われます。

参考文献(英語のみ)

  1. Diagnosis and management of acute otitis media. American Academy of Pediatrics Subcommittee on Management of Acute Otitis Media. Pediatrics 2004;113(5):1451-65.
  2. Centers for Disease Control. Get Smart: Know When Antibiotics Work. Frequently Asked Questions. Available at www.cdc.gov. Accessed April 2, 2008.

本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。

Last updated: 19 Apr 2016

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