糖尿病の治療

糖尿病合併症のない健康的な生活を送るには、血糖値の管理を行うことが重要です。具体的な診断や総合的な健康状態に応じて、糖尿病は食事、運動、適切な血糖測定、内服薬やインスリン治療によって管理することができます。

糖尿病管理の主な目標は、血糖値のコントロールです。血糖値に注意することで、合併症のない健康的な生活の実現が可能です。

食事と運動

1型または2型にかかわらず、糖尿病では食事と運動が糖尿病管理の鍵になります。野菜や食物繊維を多く取り、なるべく脂肪分の少ない食事を心がけてください。肥満がある場合には、減量が必要となり、毎日の運動量を増やす必要があります。

薬剤

食事と運動だけでは血糖値を十分にコントロール出来ない場合、医師は糖尿病治療薬を処方します。糖尿病治療薬には多くの種類がありますので、通常は患者さんの糖尿病管理に適切な治療薬が見つかるまで、何種類かの薬剤を変更するなど調整をします。

インスリン療法

1型糖尿病の場合、患者さんの身体がインスリンを作ることができないため、インスリンを薬剤として投与する必要があります。2型糖尿病の場合でも投与が必要になる可能性があります。インスリンの投与方法には、従来的な注射器、ペン型インスリン、インスリンポンプ療法など、多くの選択肢があります。

インスリンポンプ

インスリンポンプは、患者さんにインスリンを持続的に注入する携帯型の小型医療機器です。インスリンポンプはベルトの上や衣服の内側、ポケットなど、多くの場所に装着することができます。ポンプは皮下に留置された細いチューブを通じてインスリンを注入します。成人および小児を対象とした試験(出典1,2)では、インスリンポンプ療法が1日に何度かのインスリン注射を行う従来型の投与法に比べて、適切な血糖コントロールを達成できることが示されています。

出典

  1. Hirsch IB, Bode BW, Garg S, et al. Continuous subcutaneous insulin infusion (CSII) of insulin aspart versus multiple daily injection of insulin aspart/insulin glargine in type 1 diabetic patients previously treated with CSII. Diabetes Care. 2005;28(3):533.
  2. Doyle (Boland) E. A randomized, prospective trial comparing the efficacy of continuous subcutaneous insulin infusion with multiple daily injections using insulin glargine. Diabetes Care. 2004;27:1554–8.

本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。

Last updated: 22 Sep 2010

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