インスリンポンプ治療中の日常生活

 

インスリンポンプを使った治療や生活に慣れるまでには、少し時間がかかることがあります。常にポンプが身体に付いていることに慣れなければなりませんし、食事前のポンプ操作によるインスリン投与にも慣れる必要があります。

しかし、いったんインスリンポンプでの生活に慣れてしまえば、その違和感やポンプ操作もいちいち気にならなくなると思われます。

大切な注意事項

ポンプには複数の安全性アラームが付いていますが、インスリンが注入セットから漏れたり、その薬効を失ったりした場合には検出することはできません。

そのため、1日に少なくとも4回は血糖値を測定することが不可欠です。血糖値が異常値を示した場合は、ポンプおよび注入セットをチェックし、必要なインスリン量が注入されていることを確認してください。

ポンプは防水性ですが、入浴、水泳などで水中に入れることはできません。誤ってポンプを水に浸してしまった場合には、ユーザーガイド第9章トラブルシューティングの章を参照してください。

インスリンポンプに使用する電池は、必ず推奨された種類の電池をご使用ください。見た目の大きさや形が同じであっても、推奨された種類の電池でなければポンプは正常に動きません。 

運動

運動は糖尿病治療の一つであり健康維持の鍵でもあります。それは、運動そのものが体内でのインスリン効果をさらに適切にしてくれるためです。

インスリンポンプ使用においては運動時に一時的に基礎インスリン量を少なめに設定したり、一時的にポンプを身体からはずしたり、運動中に低血糖が起きにくいように調整することが容易になります。

インスリンポンプを使った生活で、いろいろな運動を始める前には、必ず医師に相談してください。

インスリンポンプをつけての旅行

インスリンポンプをつけて旅行する場合は、必ず事前に計画を立てましょう。予備の電池、インスリン、関連用品、血糖測定器、非常用のインスリンペンまたは注射器などが必要です。

航空機で旅行する場合は、インスリンや関連用品を機内持ち込み手荷物に 入れてください。さらに、すべての薬剤および用品の処方箋などを持参するとよいでしょう。

時差がある海外への旅行時には、インスリンポンプの日付時刻の設定を現地のものに切り替えるだけで、よりスムーズにインスリン調整をすることができます。

空港セキュリティを受ける

空港でセキュリティチェックを受ける場合は、インスリンポンプをわざわざ取り外す必要はありません。メドトロニックのインスリンポンプは、空港の金属探知器で 損傷を受けることはありません。

必要であれば、警備員に申告してボディチェックと目視検査をしてもらいましょう。インスリンポンプは皮膚に取り付けられているため、取り外せないことを説明してください。

レントゲン、CT、MRIの検査を受ける

レントゲン写真、CTスキャン、MRIまたはその他の放射線治療を受ける場合は、必ずポンプを身体から外してください。

 

 

本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。

Last updated: 22 Sep 2010

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