インスリンポンプの誤解と実態

誤解:手術を受けなければならない。

実態:インスリンポンプを使用するには、まず手術が必要だと誤解している人がいます。これは全く事実とは異なります。インスリンポンプは、小型携帯電話か携帯音楽プレーヤーほどの大きさの小型医療機器です。ベルトの上や衣服のポケットに入れて装着することができ、皮下に留置された細いチューブを通してインスリンを持続的に注入します。

誤解:インスリンポンプの装着は不快である。

実態: 新しいインスリンポンプの装着に慣れるまでには少し時間がかかります。ポンプを使用し始めた当初には、挿入部位やポンプを装着することに違和感を覚えることがあります。しかし、いったんポンプの装着に慣れると、ボーラス注入操作やインスリンセットの交換が必要となるまで、ポンプのことを忘れているかもしれません。

注入セット(身体に付けるチューブ等)を取り付けたパラダイムインスリンポンプ

注入セット(身体に付けるチューブ等)を取り付けたパラダイムインスリンポンプ

誤解:インスリンポンプさえ付ければ血糖コントロールが良くなる。

実態:インスリンポンプを適切に使用するためには、使用法についてのトレーニングを受ける必要があります。食事時と就寝前に血糖値をチェックし、どのくらいの食事量や炭水化物を摂取するかを判断して、これらの数値をインスリンポンプに入力したりボタン操作しなければなりません。そうすれば、インスリンポンプが個人に合わせて医師の指示でプログラムされた設定に基づき、インスリン注入量等を予測し、提案します。

誤解:誰でもインスリンポンプを使用できる。

実態: インスリンポンプの適応は、インスリンが必要な状態にある糖尿病の人です。インスリンポンプに最適な人は、ポンプの使用法を進んで学ぶ意思を持ち、強力なサポートチームを有し、身体的かつ精神的にポンプを自分自身の生活に組み入れる準備ができている人です。

本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。

Last updated: 22 Sep 2010

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