冠動脈疾患の治療において、ステント留置術が適用となるかどうか、医師にお尋ねになりたいことがたくさんあると思います。ここではその一部にお答えしますが、詳しくは専門の循環器内科医あるいは主治医にご相談下さい。
治療法の選択肢については専門の循環器内科医あるいは主治医にご相談下さい。
ステントは生涯を通じて体内に残るとご理解下さい。冠動脈内に留置されたステントは、周囲の血管組織の成長により固定された場合は、手術で取り除かない限り永久的に冠動脈内に留まります。
いいえ、ステント自体の存在を自覚することはありません。
ステントが冠動脈病変部に留置された後は、血管組織がステントの周囲で成長しこれを支えるため、ステントが移動することはありません。
検査を受けるときは、担当の医師や技師に、ステント留置術を受けていることを伝えて下さい。通常、CT検査、マンモグラフィー、X線撮影及び放射線検査では特に問題ないと考えられますが、MRI検査ではステントを留置した部位や時期を考慮する必要があります。
通常、金属検知器やセキュリティーチェックを通過しても、ステントによって警報が作動したり、ステントが損傷を受けたりすることはありません。
ステント血栓症を回避するため、主治医の処方に従って内服を続けることが重要です。体調がよいからといって、決して自分の判断で勝手に服薬を中止してはいけません。必ず主治医の指示に従ってください。
治療を受けた冠動脈上に、あるいはこれとは別の部位に新たな狭窄病変を生じることにより、狭心症状が再発する可能性はあります。狭心症状が現れた場合には直ちに主治医または循環器内科専門医に相談して下さい。
ステントは再狭窄を抑制するために用いられるものではありますが、それでも冠動脈が再狭窄する可能性はあります。ステント留置前に体験された同様の狭心症状、例えば運動や仕事をしている時に胸部痛や息切れなどが起こります。このような自覚症状が現れた場合、直ちに主治医または循環器内科専門医に相談して下さい。
本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。