冠動脈バイパス手術後は心筋に血流が確保されています。患者さんの生活に大きな影響を与えたこの手術も、終了すれば元の生活に徐々に戻ることができます。
一般的に、手術直後はICUと呼ばれる集中治療室に入ることになります。大抵の場合は12~24時間で容態が安定すれば、一般病棟に移ります。OPCAB手術は心停止下冠動脈バイパス手術に比べてICUの滞在期間が短いと言われています。どのくらい入院期間が必要かは、患者さんの全身状態によります。
退院後は、必要に応じて4~6週間、外来通院で経過観察が行われます。
術後のフォローアップは病院によって違いますが、一般的には退院1週間後に外来で看護師が、1ヶ月後には外科医が診ることになります。その後は1年に4回程度のフォローアップがあります。
手術を受けた多くの患者さんは、吻合したグラフトで数年間は血流を確保することができます。しかしながら手術では将来つまりそうな血管を予防的に吻合していません。新たに冠動脈の閉塞を生じさせることがないよう、生活習慣を見直し、禁煙、適切な食事管理、適度な運動の実施、高血圧やコレステロールのコントロールを行うことが重要です。
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