リウマチ性脊椎炎に対する手術療法

 

頚椎のリウマチ性脊椎炎における手術療法について説明します。手術療法では骨の変形により圧迫された神経を解放し、不安定になってずれた関節を固定することを目的とします。

頚椎後方固定術

環椎と軸椎との関節である、環軸関節(かんじくかんせつ)の亜脱臼であれば、まず、ずれた関節を戻すために、手術時の体位によって首の位置を調整する整復操作を行います。その後、頚椎の背中側(後ろ側)を切開し、環椎の椎弓を切除し除圧します。次に骨盤から採ってきた骨を周辺に置き、骨癒合(こつゆごう)を図り、さらにスクリュー(ねじ)、フック、ワイヤーやロッド(棒)等のインプラントを用いて固定する術式になります。その上下の脊椎にまで病変が及ぶ場合は、固定する範囲が広くなる場合があります。

リウマチ性脊椎炎に対する手術療法に伴う合併症

危険の伴わない手術はありません。脊椎の手術においても、最大限の注意を払って最善の治療を施しても避けることの出来ない合併症は、起こる可能性があります。

リウマチ性脊椎炎に対する手術療法の代表的な合併症として下記の症状があります。

  • 術後の切開部の痛み
  • 頚椎椎骨動脈の損傷による術中の大出血
  • 神経損傷による麻痺
  • インプラントの破損、移動、変形
  • 嚥下障害(えんげしょうがい)
  • 脊椎固定術を行った脊椎に隣接する脊椎に対する疾患の進行
  • 脊椎固定術に伴う頚椎部の可動性の低下
  • 骨癒合不全(こつゆごうふぜん)
  • その他の稀な合併症として深部静脈血栓症(しんぶじょうみゃくけっせんしょう)、肺炎などの感染症などが生じることがあります。

※発生頻度等詳しい情報につきましては主治医にご確認ください。

本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。

Last updated: 22 Sep 2010

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